2015年9月4日
2015おびひろ商店街調査
9月1日(火)2015おびひろ商店街調査を実施しました。
「商店街(まち)を歩いて、まちについて考える」
立命館大学と帯広大谷短期大学の交流事業として、おびひろ商店街自慢の逸品認定店を巡り、各商店街、認定店、自慢の逸品の体験などによって、若者(の生活)から見た商店街の現状、自慢の逸品と帯広の商店街、広く商店街の課題と未来(可能性)について、グループ討論し、発表していただきます。
会場 坂本ビル5階 Bホール
参加者 立命館大学坂田ゼミ 帯広大谷短期大学地域教養学科
立命館大学 教授 坂田謙司 帯広大谷短期大学 教授 津久井 寛 ・ 准教授 阿部好恵
9:00~「商店街の抱える問題について」帯広大谷短期大学 教授 津久井 寛
社会環境・消費者の変化、競合(SC・SM)の特徴、商店街・商店の特徴について、一般論としての課題整理
自慢の逸品について説明(商店街連合会) グループに分かれて商店街(まち)歩き
グループごとに自己紹介の後、自慢の逸品を意識しながら、商店街(まち)歩きに出発
認定店では、自慢の逸品の説明を聴き、商品の魅力、接客、店や商店街の雰囲気などを調査
商店街(まち)歩きが終わり、グループ討議
・京都市上京区 大将軍商店街 「妖怪ストリート」
・大阪市阿倍野区 文の里商店街 「文の里商店街ポスター展」 2例について事例紹介
グループ討論 主な発表内容
・商店街として、まとまり、つながりが無く、先へ行きたくならない。
・商店街に空洞があり移動がしんどい。空いている所に休憩所・カフェを作ってはどうか。
・スタンプラリー(ジマンノイッピンを巡る)をする。
・ジマンノイッピンが知られていない。地元の人の協力、地域の学校などにポスター貼る。
・(ジマンノイッピンのPR)学校に依頼したり、ツイッター、SNSでアピールする。
・ジマンノイッピン(冊子など)を公共施設に置いてもらう。
・ジマンノイッピンの知名度を上げる。パンフレットはよく出来ているので、携帯電話のアプリにしたら良い。
・アプリのダウンロードには、クーポンを出して、ダウンロードを増やす。商店街へ足を運んでもらう。
・学生の汽車通は、1時間に1本、その時間に食べ歩きできる。ファストフードは、中高生に必要では・・
・子供時代の思い出(商店街やイベント盆踊りなど)になれば、高校生・大人になっても来てくれる。
・車の免許を取る前に高校生向け、自習室や喫茶店。古着屋・専門店など
・イベント、学祭をまち(商店街)でやったらどうか。 部活の交流イベントなど、高校生が集まるのでは・・・
・高校生との関わりを作ることで、若い人も来る。
・良い商店街は、コンセプトのある商店街。目的を持って歩ける。
・専門的商品(強みになる)、スーパーにないもの。目的のある人しか、呼び込めない。
・目的買いで、エリアごとにコンセプトやターゲットを絞った商店街づくり
・各商店街ごとにコンセプトを 「お花」「銅像」など・・・
・商品に関係ない「目的づくり」 目的によって、人は集まるのでは・・・
6グループの発表後、商店街連合会 夷石理事長より、お礼の挨拶
「商店街が少しでの長持ちするよう頑張っていきます。本日は、率直なご意見をいただき、ありがとうございました」
皆さん、ありがとうございました・・・