2015年9月11日
万引防止セミナー

9月10日(木)午後1時30分~北海道万引防止ウィーブネットワーク主催の平成27年万引防止セミナーがとかちプラザ視聴覚室で開催されました。
主催者挨拶・・・・道内の万引き情勢について 北海道警察本部生活安全企画課より(講演1)
・道内の刑法犯は、この10年で6割に減少しているが、万引認知件数は横ばいである。
・帯広警察署管内における万引も、年間250件で横ばい・高止まり・・・減少傾向は見られない。
・検挙人員に占める少年の割合は減少しているが、65歳以上の高齢者の増加率が大きい。
・高齢者はどうして万引をするのか、「孤独、失うものがない、生きがいがないなど」お金がないからではない。
警察への全件届出、届出しやすい環境の整備を行っている。
※ かわいそう、手間がかかると届出ないお店は、犯人に狙われ、犯行が広がります。
(講演2)万引の現場から考える未然防止の必要性
~ソフトとハードの融合した対策~
万引防止には、防犯カメラなどのハード整備だけではなく、挨拶の徹底などソフト対策が重要である。
万引き防止の基本8原則
万引き防止のためにできる店舗での対策
①挨拶の徹底
・目を見て、大きな声ではっきりと挨拶するだけで万引きを防ぐことができます。あやしい人には近づいて挨拶すると万引きの予防になります。
②販売意欲の向上
・店員のサービス向上への意欲が、お客様をよく見ることや商品を知ること、ひいては万引き防止へとつながります。
③万引きされやすい商品の認知
・万引きされやすい商品を知り、店員間でこまめに情報共有を図りましょう。
④死角の確認と防犯マップの作成
・ホワイトボードを用意し、防犯マップを作成することで、店員の意識の向上と情報の共有を図りましょう。
・死角になりやすい場所は防犯カメラがあるからといって、過信は禁物です。死角を知り、目を向けながら品出しすることが重要です。
⑤防犯情報の共有
・不審者、手口などの情報は、防犯マップのあるホワイトボードで、情報を共有しましょう。
⑥商品の位置の確認
・捨てかごのチェックをすること、移動された商品や落ちた値札はすぐに拾ったり戻したりすることが大切です。また、欠品ロスのチェックも重要です。
⑦出入口への注意
・段ボールやボードなどで見通しが悪くなっているとカゴ抜けや持ち出しなどがされやすくなります。
・あやしい人が入ってきたら、すぐに声をかけられる体制を普段から作りましょう。なにかあったら、すぐに店員がくると思わせることが大切です。
⑧防犯機器の活用
・防犯機器の長所・短所を理解して効果的に活用しましょう。
万引き防止対策をすると売り上げアップも見込めます!!
万引き防止の取り組みを進めましょう!!
